レンタル彼女と聞き上手と大いなる誤解
聞き上手と床上手が男性を虜にするらしいです。
どうも、どすこい☆三太郎です。
『聞き上手』
それはレンタル彼女をする上で必須な力といっても過言ではありません。
しかしながら聞き上手ポイント100点!みたいに数値に現れる形で示せる明確な基準がないからこそ、やたらに多用される便利な言葉でもありますね。
だからこそ大した付加価値ではないと思われているように感じます。
頷くタイミングがうまいとか、相手を気持ちよく喋らせるとか、そういうことができる人も広い意味では聞き上手なのかもしれません。
けれども悲しいかな、本当の意味での聞き上手ってそんなに簡単ではないと思うんですね。
逆に言えば、床上手レベルの聞き上手さんは、それだけでお客様の急所を掴める上に、お客様にとってなくてはならない存在にまで駆け上がることができます。オンリーワンかつナンバーワンです。
現役時代、容姿が大してアピールポイントでもなかった私は聞き上手であることをセールスポイントにさせていただいておりました。力士なのでね、仕方ないです。
そしてそのことに一種のプライドを持っていたのですがある時、運営の方にこんなことを言われました。
『君は自分が1番聞き上手だと思ってるかも知れないけど、別にそれは大した強みじゃない。
他のパヤパヤガールズだって話しは聞ける』
そりゃ聞けるだろ。
耳ついてんだから。
お金を頂いているんだから、そりゃあ話したそうな人の話にはうんうん頷いて聞きますよね。
いくら承認欲求が強くたってわざわざお客様の話を遮ってまで自分の話をするおバカさんはいないと思います。
加えて頷いているだけで延々喋ってくれる人ほど楽なものはありませんからね。
けどそれって聞き上手ではないと思うんです。
いわば、会話はセックス。
何もいやらしいことが言いたくて言ってるのではありません。sexは究極の男女コミュニケーションです。
相手の呼吸や振る舞い次第でこちらも柔軟に攻め方を変えなければそれはコミュニケーションとして成り立ちません。
けどそのウンウン言ってるのは一方通行なコミュニケーション。
言ってしまえば独りよがりなオナニー鑑賞、あるいはマグロ状態なわけですよ。
全く別物です。
相手の気持ちいいところを突かなくては聞き上手ではありません
喋りたいことを喋り尽くしてスッキリしたんだとしたらそれはコミュニケーションとして成り立っていないと同じです。
聞き上手は急所をも掴む手管が必要なわけですね。
では急所を掴む話の聞方とは何か、次回からこの話をしたいと思います。
どすこい☆三太郎